
新潟県庁
2025年に入って全国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが連続発生していることを受け、新潟県は2月7日、県庁で鳥インフルの防疫対策緊急会議を開いた。県内の養鶏場が独自に実施している予防対策などについて報告があり、発生防止の徹底を確認した。
会議にはオンラインを含め、県内の養鶏業者や県の担当者ら約30人が出席。緊急会議の開催は初めて。
鳥インフルは今シーズン、24年10月に上越市、11月に胎内市で発生した新潟県の2事例を含め、14道県で51事例が発生し、約934万羽が殺処分の対象となった。このうち、年明け以降1月だけで愛知県や岩手県、千葉県などで34事例と多発している。
暖かくなるとウイルスを...
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