
下水道管の緊急点検のためマンホールに入る作業員=2月12日、新潟市秋葉区
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、新潟県は2月12日、新潟市秋葉区小口で、管理する流域下水道の緊急自主点検を行った。対象とした新潟市内4カ所の点検を終了し、いずれも道路陥没につながる異常は確認されなかった。
県の緊急点検は、交通量が多い道路にあり、設置から40年以上経過した内径2メートル以上の下水道管を対象に実施。2月3日には新潟市東区の3カ所で点検を行った。
2月12日に点検した新潟市秋葉区の下水道は1982年に設置された。業者らは地下約7メートルの鉄筋コンクリート製の管(内径2メートル)に入り、内部に土砂や木などがたまっていないか、ひびがないかを目視で確認した。
国は法律に基づき...
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