
福田組(新潟市中央区)は2月14日、2024年12月期の連結決算を発表した。前期から繰り越された大型民間建築工事が順調に推移ししたほか、採算性の高い工事物件が完成したことなどにより増収増益となった。
民間の大型案件の受注が先送りとなり、通期の受注高は予想を下回ったが、主要子会社で採算性の高い工事物件が増加するなどし、利益を押し上げた。九州地域での大規模宅地の引き渡しによる不動産事業の売上高増加も寄与した。
売上高は前年比2・7%増の1665億8900万円、営業利益は47・3%増の76億6500万円、経常利益は45・2%増の79億5700万円、純利益は56・8%増の53億900万円だった。年間...
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