第四北越銀行(新潟市中央区)は、2024年下期(7〜12月)の新潟県内企業動向調査を発表した。下期前半の7〜9月期の業況判断BSIは、能登半島地震の復旧関連工事などの増加もありマイナス2・7で、24年4〜6月期を11・5ポイント上回り4四半期ぶりに改善。後半の10〜12月期はマイナス2・4で7〜9月期に比べ0・3ポイント上昇した。観光客増加などで非製造業がやや上昇し、2四半期連続で改善した。

 先行きを示す見通しBSIは25年1〜3月期がマイナス14・8と大きく低下。続く4〜6月期もマイナス12・3で、足元に比べ低い水準で推移する見通し。

 BSIは「プラス(良い、過剰など)」と回答した企業から...

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