包括連携協定を結んだ弥彦村の本間芳之村長(左)と国際調理製菓専門学校の石田道子校長=弥彦村役場
包括連携協定を結んだ弥彦村の本間芳之村長(左)と国際調理製菓専門学校の石田道子校長=弥彦村役場

 食に関する生徒の実践的な学びと、それによる地域の活性化を目指し、新潟県弥彦村と国際調理製菓専門学校(新潟市中央区)は、包括連携協定を締結した。生徒が田植えや商品販売など村内をフィールドにして活動する。

 国際調理製菓専門学校が自治体と協定を結ぶのは初めて。生徒の食育実習としての田植え・稲刈り体験を今年から弥彦村で行うのを契機に、学校が村に協定締結を打診した。

 協定では地域の活性化や食に関する産業の振興などで両者が連携するとした。生徒の活動としては、地元食材を生かした商品開発や村内イベントへのブース出店を想定。新潟市古町地区に立地する学校施設内で弥彦村のPRも行う。

 2月4日に弥彦村役場で開かれ...

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