
新潟商工会議所は2月25日、経営者を対象に1月に実施した賃金改定に関する意識調査を発表した。2025年春の賃金について「引き上げを検討する」とした企業は84・7%で前年を1・6ポイント上回り、比較可能な04年以降で最高となった=グラフ参照=。上昇は4年連続で、人手不足が慢性化する中、働き手の確保に向けて企業が賃上げを進める姿勢が浮き彫りになった。
調査は新潟市に拠点がある会員企業から抽出した455社を対象に実施し、176社が回答した(回答率38・7%)。
引き上げを検討する企業を規模別に見ると、「20人未満」が73・1%、「20〜99人」が88・4%、「100〜299人」が95・8%、「30...
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