
吉井木材工業が手がける、アテビの端材を活用したさまざまな商品=佐渡市上横山
佐渡産のアテビの端材を有効活用しようと、吉井木材工業(新潟県佐渡市上横山)が加工商品の開発、販売に力を入れている。アロマオイルや小物を商品化し、2024年末からはECサイトを立ち上げ販売を始めた。水野雅晴社長は「人工林の循環につなげていきたい」と力を込める。
メーンが製材業の吉井木材工業は、2年前に島内初の蒸気式高温木材乾燥機を導入するなど木材の地産地消に取り組んでいる。自社で製材、加工までを完結できるようになり、各工程で出る端材を活用する方法がないかを考えるようになった。...
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