「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します! 

2月26日第3節アウェー鹿島戦後

新潟1ー2鹿島

両チーム監督会見のほか、FW矢村健選手に話を聞きました!

◆まずは鹿島・鬼木監督「右サイドが得意な部分も」

試合後会見に臨む鹿島・鬼木監督

(苦しい中で勝ち点3を取ったゲーム。試合を振り返って)

そうですね。特にやっぱりこういう連戦の中で、こういうゲームもある程度予想しなくてはいけない中で戦いました。そういう意味で言うと、本当に今おっしゃられたように、こういう苦しいゲームを、勝ち点1ではなくて3を取りに行く、そこを全員が最後まで目指してくれた結果だと思ってますので、非常に大きな勝ち点3だと思います。

(小池龍太選手を今日は左右両方のサイドハーフなど、多くのポジションを変えて起用した理由について)

まずはしっかりとハードワークができるというところが、どこのポジションをおいてもそれをやってくれるという、そこの信頼はあります。また、そういった中で、クレバーといいますかね、いろんなポジションが変わっても自分たちの求めていることをしっかりとやってくれたり、あとは最後サイドバックにね、また前のポジションからサイドバックに戻っても、やっぱりそこの締めなきゃいけない部分とかそういうものを、その都度考えれくれたりとか、そういう意味で言うと、システムが変わってもしっかりと対応できるところはやっぱり素晴らしいなという風に思って。点を取ったのはなかなか見ないシーンで、逆にこういうものもできるんだっていう風に思わせてくれたので、非常に頼もしい選手だと思ってます。

(後半、松村選手と小池選手、ポジション入れ替えたと思うんですが、そこの理由を教えていただけますでしょうか)

はい。まずもう1戦あるのでね、あれなんですけど、最初からほんとは入れ替える可能性もありました。正直、自分たちの狙いの部分で、攻撃の部分で、もう少し右の部分っていうんですかね、そこのところで行きやすいものもあるかなって思っていたので。ただ、ちょっとそこを変えたのは、守備の部分で少しはまりが悪かった部分も、前半途中からわかってはいましたけども、少し頑張らしたいっていうところで、そういう形で少し守備でも安定感を持ちながら、なおかつ右サイドが得意な部分もありましたので、そういう形で狙いを、攻撃の部分と守備のタスクの部分で変えたというところになります。

◆課題はゴール前の攻守 樹森大介監督

試合後会見に臨む新潟・樹森監督

(今日のゲームについて)

ここ数試合、テンポアップしたゲームになってしまって、自分たちの本来のパフォーマンスができなかったので、そこをちょっと大きく修正させてもらって、それに対しては選手はしっかりやってくれたなっていう思いがあります。

ただ、入りのところの一瞬の隙で失点してしまったところや、最後の失点もそうですけど、ゴール前の球際のところはもう少し修正していかないといけないと思いますけど、選手はやろうとしてくれたことをしっかりやってくれたなっていうところと。やっぱ課題のところはまだまだ、決定機もそうです。チャンスはあったので、そういうところをしっかり詰めて、今週末、ホームゲームでやっと帰ってやれますので、...

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