農業、和紙、温泉…資源や伝統、守り生かし地域盛り上げへ　新潟県柏崎市で若手経営者がパネル討論

　地域活性化をテーマにしたパネルディスカッションが、新潟県柏崎市高柳町高尾の新潟県立こども自然王国で開かれた。柏崎市内で活躍する若手の経営者らが登壇し、参加者はパネリストの今後の展望や地域と伝統を守ろうとする思いに耳を傾けた。

　柏崎市商工会が新春祝賀会の一環として主催し、２月１３日に開いた。「今後の地域活性化の取り組みについて〜地域資源の掛け合わせによる地域経済の活性化」と題して開催。会員約６０人が参加した。

　パネリストには、水稲生産、餅製造などを手がける「ファーミング・スタッフ」（柏崎市西山町内方）の安野広明さん（４４）、越後門出和紙（柏崎市高柳町門出）の小林抄吾さん（３７）、広田温泉奥の湯...