
上越市大潟区出身の作曲家小山作之助の生誕160年を記念したフェスタ=上越市大潟区
唱歌「夏は来ぬ」などで知られる新潟県上越市大潟区出身の作曲家小山作之助(1864〜1927年)の生誕160周年記念フェスタが大潟コミュニティプラザで開かれた。講演や楽曲解説のほか、作之助が手掛けた唱歌なども披露され、地元住民ら約110人が郷土の偉人に思いをはせた。
作之助の功績を広く知ってもらうおうと、市民向けの連続講座など顕彰事業を実施する地元有志でつくる「記念事業実行委員会」が2月23日に開催した。
旧潟町村に生まれた作之助は、1883年に文部省音楽取調掛(とりしらべがかり=現東京芸術大学音楽学部)に入学。卒業後は音楽教師になり、作曲活動を続けながら、音楽教師の育成にも尽力した。教え子に...
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