
柏崎市消防署員らが水難救助の知識などを深めた研修会=柏崎市三和町
新潟県柏崎市消防本部は、2023年10月に柏崎市消防署の男性消防士=当時(26)=が救助訓練で死亡した事故を踏まえ、消防署員が水難救助に関する知識などを深める研修会を柏崎市三和町の市消防本部で行った。
市消防本部によると、研修会は「水難救助に関する技術と知識の向上に努めてほしい」という消防士の遺族の意向を受けて、初めて行われた。2月17日にあり、柏崎市消防署の署員ら約80人が参加。第9管区海上保安本部の職員4人が講師を務めた。
冒頭以外、非公開で行われた。出席者によると、講師から潜水時の隊員間のコミュニケーションや、潜る前に酸素ボンベなど機材の安全点検を行うことの重要性について説明があった。...
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