
魚沼基幹病院
経営が悪化している魚沼基幹病院(新潟県南魚沼市)で賞与削減などの経営改善策が実施されることを受け、県議会2月定例会の厚生環境委員会では3月5日、未来にいがたの牧田正樹氏(上越市)が、魚沼基幹病院職員の3割超が退職を検討しているとするアンケート結果を示し、離職防止策などを県側にただした。
魚沼基幹病院は改革を進めなければ2025年度に累積赤字が基本財産の30億5千万円を超え、経営難に陥る恐れがある。運営する一般財団法人県地域医療推進機構は2月上旬、賞与削減などを含む経営改善プログラムを公表した。
この日の厚生環境委で牧田氏は、県職員労働組合の魚沼基幹病院分会が組合員に行ったアンケート(回答者1...
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