
児童生徒のほか、大学の研究者らが最新の研究成果などを発表した「佐渡ジオパークフォーラム」=佐渡市中原
佐渡ジオパークに関連した研究を発表する「佐渡ジオパークフォーラム」が新潟県佐渡市中原のアミューズメント佐渡で開かれた。島内の児童生徒のほか、全国の大学の研究者らがオンラインを含めて参加して最新の研究成果を発表し、約160人の市民が耳を傾けた。
佐渡市教委などが主催し、2月24日に開いた。小木小の4年生は、1950年代に琴浦の住民が、米作りに必要な水を確保するため、横井戸を掘ったことを寸劇形式で発表。中高生によるジオ部は、両津東海岸や加茂湖などを調べた成果をクイズなどを交えて披露した。
新たな鉱床の発見を目指し、資源形成の過程を研究する東京大大学院の研究者グループは、佐渡の金銀鉱床から産出した...
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