高専生が開発した製品やサービスを提案した成果報告会=3月9日、長岡市大手通2
高専生が開発した製品やサービスを提案した成果報告会=3月9日、長岡市大手通2

 地域の企業が直面している課題に対し、高専生がデジタル技術を使った解決方法を提案する取り組みの成果報告会が3月9日、新潟県長岡市大手通2のミライエ長岡で行われた。最終選考に残った長岡、和歌山、一関(岩手)の3工業高専のチームが、バスケットボールの新潟アルビレックスBBに向けて、開発したサービスや製品をアピールした。

 取り組みは、長岡市、長岡高専とイードア(東京)が共同で始めた「Ent-X(アントエックス)」。報告会で選ばれた提案は、実際に企業が採用する仕組みだ。初回となった今回は、全国13高専の85人がエントリー。選考を経て3チームが残り、4カ月にわたって試作品などの開発をしてきた。

 長岡高専...

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