
子会社を巡る戦略や新工場などについて語るDMG森精機の森雅彦社長=2月13日、長岡市
DMG森精機の森雅彦社長(63)に、製造拠点や子会社を巡る戦略、グローバル展開の展望などを聞いた。(報道部・荒川葉子)
-太陽工機(新潟県長岡市)と旧倉敷機械を完全子会社化しました。
「太陽工機は立形研削盤で、倉敷機械は大型の横中ぐりフライス盤で高い技術力とブランド力がある。製品ラインアップは3社でバッティングしない。共通化できる部品もあり、グループの強みを生かせる。コア技術を生かし、よりよい製品を顧客に提案する」
「製品をグローバルに展開し、成長させる。欧州で必要な規格を取るなど、準備を進めてきた。将来は、子会社2社の海外向け売上比率を本社並みに引き上げたい」
-長岡市に新工場を建設します。
「新潟県は機械工業が盛んな地域だ。中小含め...
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