
地域おこし協力隊に採用された松下楓さん(左)と樋口花音さん(中央)=新発田市役所
新潟県新発田市は、農業振興などを担う地域おこし協力隊として、新たに女性2人を採用した。1人は、米倉集落で地場産品の販売促進などを担当。もう1人は有機米の産地形成に取り組む。新発田市内で活動する隊員は2人を含め12人。新発田市は2025年度、隊員を24人に倍増させ、地域や事業のニーズに沿った人員配置を進める。
採用されたのは、和歌山市出身で、新潟大農学部で園芸を学んだ松下楓(かえで)さん(23)と、新潟市出身で、前職で農業経験のある樋口花音(かのん)さん(22)。任期はともに3年間。
松下さんは「地域密着型」隊員として、米倉集落で農園や直売所の運営支援、イベント企画などを担当。樋口さんは、農業...
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