
2025年度一般会計予算案などが採決された新潟県議会2月定例会=3月21日
新潟県議会は3月21日、2月定例会最終日の本会議を開き、人口減少対策を柱とした総額1兆2635億円の2025年度一般会計当初予算案を含む84議案を可決、教育長の任命や監査委員の選任など人事案4件に同意、議員発議案のうち、県民の歯科保健を推進する改正案など条例案3件、ガソリン税の暫定税率廃止を求める意見書など6件を可決して閉会した。
成立した2025年度当初予算は、25年度から始める新潟県政の最上位計画となる新総合計画に基づき、重点政策として「子育てに優しい社会」「持続可能な地域社会」など6本を柱に据えた。将来的な「人口の定常化(安定化)」を目指す。
子育て支援では、市町村が実施する放課後児童...
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