新潟県上越市柿崎区に建設予定の産業廃棄物最終処分場、容量計270万立方メートルに　基本計画まとまる　

　新潟県環境保全事業団（新潟市西区）は、上越市柿崎区で２０３１年度に供用開始を目指す「上越地区産業廃棄物最終処分場」の建設に向けた基本計画・基本設計をまとめた。建設予定地の竹鼻、下中山の両地区での埋め立て容量は計約２７０万立方メートルとなる見込み。２５年度は実施設計を進める。

• 産業廃棄物の最終処分場、上越市での建設へ手続き加速 「企業誘致に有利」経済界は歓迎も、住民反対で２度頓挫の過去

　新潟県は、産廃最終処分場を上中下越に整備する方針を総合計画に示している。出雲崎町の「エコパークいずもざき」（埋め立て容量計約２５４万立方メートル）は３１年ごろには満杯になる見込みで、県は上越市柿崎区の竹鼻、下中山...