
2メートル以上の積雪を掘り進めて雪下にんじんを収穫するイベント参加者=3月23日、津南町赤沢
新潟県津南町の特産品の「雪下にんじん」を素早く、たくさん掘り出すことを競うイベントが3月23日、津南町赤沢の畑で開かれた。新潟県内外から約180人が出場し、2メートル以上の積雪を掘り進め、地中に眠るにんじんを探し求めた。
津南町で教育活動を展開するNPO法人Tapや、地元農業関係者らでつくる実行委員会が主催し、2025年で4回目。最大6人のチーム戦で、同時に掘れるのは4人までのルール。町内や長野県、北海道などから33チームが出場。制限時間30分で採れた本数を競った。
チームごとに区切られたエリア内で、雪上から約2メートル下の地面を目指し、スコップやスノーダンプで掘り進めていった。地面が見え始...
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