佐渡汽船「こがね丸」の今季初便の乗客を鬼太鼓などでにぎやかに出迎えた催し=3月29日、佐渡市の小木港
佐渡汽船「こがね丸」の今季初便の乗客を鬼太鼓などでにぎやかに出迎えた催し=3月29日、佐渡市の小木港

 冬季運休していた佐渡汽船小木-直江津航路の「こがね丸」(2483トン)が3月29日、今季の運航を開始した。新潟県佐渡市の小木港では、地元住民や観光関係者らが初便の乗客を鬼太鼓などで盛大に出迎えた。今季は昨年より1週間長く11月24日まで、1日2往復する。

 午前7時10分に乗客172人、車両42台を載せて直江津港を出航した始発便は、午前9時50分に小木港に到着。改札口では、観光関係者や「佐渡港サポーターズクラブ」の会員ら約40人が、「ようこそ自然と文化の島佐渡へ」の幕を掲げて出迎え、缶バッジなどの記念品を手渡した。長木鬼太鼓保存会が勇壮な鬼太鼓を披露すると、乗客らはカメラを向けるなどして見入っ...

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