
ソフトバンクとの協業を発表した反町秀樹社長(中央)=東京
業務ソフト開発のソリマチ(長岡市)は、ソフトバンク(東京)と協業し、全国の商工会に提供している経理システムに生成人工知能(AI)機能を搭載する。会員企業の業績データを分析し、経営支援リポートを自動生成。会員企業への助言に役立てる。
ソリマチは2020年に全国商工会連合会と包括連携協定を結び、経理システム「商工会クラウド」の提供を行っている。企業や事業者の情報をクラウド上で一元管理し、商工会は各社の業績の把握などに役立てている。
ソフトバンクの協力により、4月下旬に「生成AI搭載版」の利用開始を予定する。クラウド上の業績データなどを基に、現状分析や改善の提案を行うリポートを自動作成する。商工会...
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