ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクールの受賞作品。先割れスプーン「HOVERLIGHT SPORK」(手前)がグランプリに選ばれた=燕市役所
ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクールの受賞作品。先割れスプーン「HOVERLIGHT SPORK」(手前)がグランプリに選ばれた=燕市役所

 金属洋食器など優れた製品を評価する「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」で、グランプリの経済産業大臣賞に、アイデアセキカワ(燕市)の先割れスプーン「HOVERLIGHT SPORK(ホバーライト スポーク)」が選ばれた。わずか7グラムの軽さを実現したデザイン性と技術力が評価された。

 コンクールは燕市や燕商工会議所などでつくる市物産見本市協会が主催し、48回目。31社46点の出品があり、「新規性・革新性」や「審美性」など五つの観点で専門家らが審査した。

 アイデアセキカワの先割れスプーンは、東京のプロダクトデザイナー、川浪寛朗さん(40)とともに開発。薄いアルミ製のスプーン全体を...

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