出雲崎町に新たに着任した地域おこし協力隊員の浅田忠寿さん=出雲崎町役場
出雲崎町に新たに着任した地域おこし協力隊員の浅田忠寿さん=出雲崎町役場

 出雲崎町の新しい地域おこし協力隊員に、大阪市出身の浅田忠寿(ただひろ)さん(49)が着任した。町内で初めて発足した農業法人「ファーム天領」で、事務作業、水稲栽培などの農作業を担う。

 浅田さんは兵庫県のサービスエリアで支配人を務めていたが、両親の介護が必要となり、会社を退職。介護が落ち着き、幼少期から大好きだった米に関わる仕事を探したという。

 「いつか自分で作った米を食べたい」と思っていた浅田さんは、町の協力隊員の募集を見つけ、応募した。法人の事務や経理に携わる予定。農業経験はないため、役員から農作業を学んでいきたい考えだ。

 4月1日は町役場で辞令交付式が行われた。仙海直樹町長は「大いに期待し...

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