十日町雪まつり、周遊バスで誘客効果　実行委員会が実施状況報告、遅れや満車など課題も指摘

　十日町雪まつり実行委員会が、十日町市保健センターで開かれ、２月１５、１６日に開催された第７６回雪まつりの実施状況が報告された。各地の雪像を周遊するバスの運行など２次交通整備の効果が報告された一方、遅れや満車による乗車拒否が出たことなどの課題も指摘された。

　雪まつりには５万８千人が来場。前回は４万６千人、前々回は３万人だった。家族連れや外国人が目立ち、好天に恵まれ飲食販売も好調だったと分析した。

　雪像は４４作品制作され、雪像などが展示される「ひろば」も１４カ所開設。「まつりの原点である『雪を友とし、楽しむ』様子が見られた」とした。ただ、各地にある芸術部門の雪像が、メイン会場にはなかったことを課...