ヤマタノオロチの退治をモチーフにした作品を眺める来場客=2月15日、十日町市中条己
ヤマタノオロチの退治をモチーフにした作品を眺める来場客=2月15日、十日町市中条己

 新潟県十日町市の関口芳史市長は2月18日の記者会見で、15、16の両日に開催された「第76回十日町雪まつり」の来場者が、延べ5万8千人(速報値)だったと発表した。2024年の4万6千人に比べ26%増加した。外国人は24年の500人から1200人に増えた。

 関口市長は好天に恵まれたことを要因に挙げ「奇跡的な2日間だった。雪国の世界観や文化、十日町のおもてなしを楽しんでもらえたのではないか」と評価した。

 24年に雪不足で審査が中止となった雪の芸術展は審査を実施。「今年は準備が大変だった。序盤は雪が足らず、その後に大雪。雪像の力作を作ってもらい、市民の底力が示されたすばらしい雪まつりだった」と話し...

残り33文字(全文:333文字)