
新潟市に派遣され、農産物の発信などに当たる多田奈々さん(右)=新潟市役所
食のブランド力強化を目指す新潟市は本年度、国内外で料理教室を展開するABCクッキングスタジオ(東京)から社員の派遣を受け入れる。国の地域活性化企業人制度を活用。民間のノウハウや感覚を取り入れ、市内農産物の発信に一層力を入れる。
派遣されたのは同社の多田奈々さん(39)=新潟市北区出身=。首都圏や新潟市のスタジオに勤務し、調理のインストラクターのほか運営に携わるマネジャーを務めた経験もある。派遣に先立ち、市は2月に同社と連携協定を結んでいた。
7日に新潟市役所で中原八一市長と面会した多田さんは「社で培った経験に加え、生産者と関わり、あらためて新潟の農産物を知ることで魅力が発信できると思う」とあ...
残り91文字(全文:391文字)