
開館35周年を記念した企画展「鳥になる」=南魚沼市上薬師堂
    南魚沼市上薬師堂のトミオカホワイト美術館で、開館35周年を記念した企画展「鳥になる」が開かれている。上越市出身の洋画家、富岡惣一郎(1922〜94年)が航空機で上空から風景を見下ろす「バーズ・アイ」と呼ばれる取材方法で描いた作品を中心に、42点を展示している。
富岡は変色やひび割れしにくい白い絵の具(トミオカホワイト)を自身で開発し、雪国の風景や自然を描いた作品で知られる。
企画展では、北アルプスや信濃川などを俯瞰(ふかん)した構図で描き、「人が踏み入ることができない場所にこそ、言葉にできない美しさがある」と自ら評した景色を楽しめる。
東京都府中市の非常勤公務員(66)は「表現が豊かで、作品...
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