見頃を迎えているスイセン。桜吹雪との共演は今週末まで見られそうだ＝４月１８日、新潟市秋葉区
新潟市秋葉区の新津川沿いのスイセンが見頃を迎えている。１８日には、両岸の堤防約２キロにわたって咲き誇る黄色い花々と、ピンクの桜吹雪との“共演”も見られた。
雑草に覆われ、ごみも捨てられていた堤防を美化しようと、２０１０年に市民団体「新津川水仙百年物語」が植栽を開始。ボランティアや地元児童らと共にこれまで約１５万個の球根を植え、昨年も４千個を植えた。堤防を埋め尽くすまで植え続けるのが団体の目標だ。
団体事務局の飯野吉喜さん（６８）は「植えるのは大変だが、咲くとうれしい。何十年もかけて、みんなで植え続けたい」とにこやかに話した。
スイセンは４月末ごろまで鑑賞できる。
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