日本の伝統的織物をリフォームした洋服が並んだ「和布で創る洋服展」=上越市本町6の町家交流館高田小町
日本の伝統的織物をリフォームした洋服が並んだ「和布で創る洋服展」=上越市本町6の町家交流館高田小町

 越後上布や大島紬(つむぎ)など着物の生地をリメークした「和布で創る洋服展」が4月19、20の両日、上越市本町6の町家交流館高田小町で開かれた。同市大貫4の主婦、中村洋子さん(77)が手がけた洋服約100点のほか、古布ならではの風合いを生かしたバッグなどの小物が並んだ。

 中村さんは約20年前から、明治から昭和初期の着物を洋服などにリメークしており、年2回、高田小町で展示販売している。

 今回は絹や麻の布地を使った通気性の良い薄手の上着やベスト、スカートなど春夏用の洋服を展示。がま口のショルダーバッグやスマートフォン用のポーチも人気を集めた。

 中村さんの洋服のファンで訪れた人は「昔の模様なのに新鮮...

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