
レントゲン画像を見る津端俊介院長。病変が疑われる箇所が赤く表示される=三条市
人工知能(AI)を利用し、がんなどの病変を見つける画像診断支援技術が広がっている。医師不足が課題の新潟県でも導入する医療機関が出ており、1人で診察することが多い開業医の負担軽減や、医師の目とAIによる「ダブルチェック」をすることで、病変の見落としを防ぐことが期待される。
三条市の津端内科医院では、胸部レントゲン検査と大腸内視鏡検査にAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」を2022年から導入している。同年に父親から医院を引き継いだ...
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