
新潟市西区の物件が専門の「つぎて不動産」を立ち上げた関健吾さん=同市西区小針2
新潟市西区の関健吾さん(38)は2024年、同区小針2に「つぎて不動産」を立ち上げた。同年元日に発生した能登半島地震をきっかけに県内大手の不動産会社から独立。液状化被害に遭った物件も含め、西区の不動産を専門に扱っている。
長野市出身。敬和学園大(新発田市)への進学を機に新潟県に移った。カラオケ店の店長などを経て、27歳で不動産業界に飛び込んだ。「同じ条件の物件は一つもなく、毎日が楽しい。建築や税制などの知識を学ばないと、お客さまに提案できないので、もっと勉強したいと思った」と語る。
大手不動産会社で新潟市西区を担当していたときに、能登半島地震が起きた。西区の自宅が傾くなど被害を受ける中、...
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