
新潟県庁
新潟県は24日、激しいせきが長く続く「百日ぜき」の14〜20日の届け出が156件(速報値)だったと発表した。届け出数の高止まりが続く中で大型連休を迎えることになり、県は基本的な感染対策を呼びかけている。
新潟県によると、百日ぜきは病原菌の「百日咳(ぜき)菌」によって発症し、せきやくしゃみを通じて感染する。新潟県の届け出数は、全数報告となった2018年以降、499件(19年)が年間最多だった。今年は13日現在で550件の届け出があり、既に年間最多を上回っている。
今後は大型連休で人の動きが活発化し、感染拡大が懸念される。県感染症対策・薬務課は「手洗い、うがいなど基本的な感染対策を心がけ、症状が...
残り42文字(全文:342文字)