新発田市役所
新発田市は２５日、市民の出産や子育てに対し給付金を支給する事業を巡り、国への交付金申請手続きに誤りがあり、２０２３年度分の一部に当たる計９４５万９０００円を受け取れなかったと明らかにした。市民への給付金支給は既に行われており、財源に不足が生じた分は市が負担する。
市議会臨時会本会議で、二階堂馨市長が説明し、陳謝した。
ミスがあったのは、市の「出産・子育て応援給付金」事業。市民が妊娠、出産した際にそれぞれ５万円分の現金などを支給する制度で、２３年度は９６６件、計４８３０万円を支給した。
市によると、支給実績に応じて国に申請し、交付金を受け取る仕組みだが、担当職員が誤って実績額を少なく記載してい...
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