
稲作農家を支援する機器を寄贈した岩塚製菓の槇大介社長(左)と、磯田達伸市長=アオーレ長岡
農作業の省力化に役立ててもらおうと、米菓製造の岩塚製菓(長岡市飯塚)は、田んぼの水位や水温を離れた場所から確認できる水田用センサー126台と、通信基地局となる機器5台(計500万円相当)を、長岡市に寄贈した。市はコメ農家にセンサーを貸し出す予定だ。
岩塚製菓は米菓の原料に、国産米を100%使用している。農業の担い手不足が課題となり、将来的に国産米の確保が難しくなることも想定される中、コメ農家を支援する目的で寄贈することにした。
アオーレ長岡で贈呈式が16日にあり、岩塚製菓の槇大介社長は「創業から原料と加工技術にこだわり、当社にとってコメは不可欠なもの。農家の作業の効率化に寄与できればいいと思...
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