関東経済産業局が発表した2月の百貨店・スーパー販売動向(速報)によると、県内の百貨店1店とスーパー157店の合計販売額は332億9800万円で、既存店ベースで前年同月比1・1%増だった。うるう年だった昨年より営業日が少なかったことなどで衣料品などは落ち込んだが、物価高の影響で飲食料品が伸び、全体で前年同月を上回った。

 衣料品は20・3%減。このうち紳士服は30・2%減、婦人・子ども服は17・5%減だった。今冬は寒さが長引き、春物が出遅れたことも影響したとみられる。身の回り品や家庭用品も前年同月を下回った。飲食料品は3・6%増。全店ベースの合計販売額は0・4%減だった。

 首都圏を含む管内(1都...

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