最高賞の経済産業大臣賞に選ばれた関芳の「晴峰振袖（煌めき）」
新作着物を公開審査する十日町きものフェスタ（十日町織物工業協同組合主催）で、最高賞の経済産業大臣賞に関芳（せきよし）の「晴峰（せいほう）振袖（ふりそで）（煌（きら）めき）」が輝いた。
フェスタは、全国の卸商社や小売店を迎える十日町産地の一大イベント。２０２５年は１５社が、留め袖や帯など６部門に８１点の新作を出品した。業界関係者らが４月に審査し、特別賞や各部門賞、ユーザー賞の計４４点を決めた。
最高賞の晴峰振袖は、辻ケ花文様を立体感が出る絞りと、金箔（きんぱく）を用いた金彩加工の２技法で表現し、豪華にきらめく振り袖に仕上げた。関芳の関口泰輔社長（５３）は「制作陣に勢いがつく」と受賞を喜んだ。
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