
美しい着物が並んだきものフェスタ=4月7日、十日町市本町6
十日町産地の新作着物を公開審査し展示する「きものフェスタ2025」が7日、十日町市本町6のクロス10で開幕した。1925(大正14)年に「求評会」として始まり今年で100年。県内外のファンや業界関係者が訪れ、鮮やかな振り袖や美しい留め袖に見入っていた。
フェスタは十日町織物工業協同組合が主催。卸や小売店を迎え、審査と評価を受ける趣旨は求評会時代のままで、技術向上と商談のため行われている。今年は15社が紬や訪問着など6部門に計81点の新作を出品。業界関係者と一般客による審査が11日まで行われる。
会場には、鶴や花など伝統的な吉祥柄を用いた逸品のほか、クジャクをモチーフに、一部に人工知能(AI)...
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