
佐渡無名異焼の5代伊藤赤水さんの作品を印刷したオリジナルフレーム切手
日本郵便信越支社(長野市)は、佐渡市の伝統陶芸「佐渡無名異(むみょうい)焼」を題材にしたオリジナルフレーム切手を販売している。2024年、国の伝統的工芸品に指定されたことを記念し、作成した。
切手シートには、「佐渡無名異焼の会」代表で、人間国宝の5代伊藤赤水(赤儘(せきじん))さん(83)が、24年の個展に出品した11点を印刷。異なる色の土を組み合わせて文様を表現する技法「練上(ねりあげ)」による大壺(つぼ)や大鉢などを紹介している。
伊藤赤水作品館(下相川)で4月中旬に贈呈式が行われた。切手を受け取った伊藤さんは「世界文化遺産登録を契機に、佐渡金山に関連するものが元気に動き出している。無名...
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