
地籍調査について意見が交わされたシンポジウム=上越市のリージョンプラザ上越
土地の所有者や面積、境界を記録する「地籍調査」を推進するシンポジウムが、上越市のリージョンプラザ上越で開かれた。上越、糸魚川、妙高の3市の担当職員や土地家屋調査士らが調査の重要性や推進方法について意見交換した。
上越地域の測量業者らでつくる「上越地区地籍調査推進委員会」が4月26日に初めて開き、約150人が参加した。
県によると、県内の地籍調査の進捗率は2023年度末時点で35・4%。上越市は30・7%、妙高市は6・1%、糸魚川市は3・8%にとどまる。
3市の担当職員と土地家屋調査士らによるパネルディスカッションでは、担当職員が「所有者不明の土地や相続されていない土地が調査の支障になっている...
残り142文字(全文:442文字)