
上越市の春日山城跡をゆっくり散策してもらおうと、地元の春日地区の住民らが、天守台跡などの観光スポットにベンチを設置した。上杉謙信の居城で県内外から観光客も多く訪れるが、これまで腰掛けて休憩できる場所がほとんどなかった。2025年8月には第100回謙信公祭も控えており、関係者は休憩を取りながら山城の雰囲気を楽しんでほしいとしている。
春日山城は標高180メートルの春日山にあった山城で、麓から山頂まで歩くと20分ほどかかる。これまで本丸と二の丸跡には丸太を切った木製ベンチがあったが、風雨のため朽ちていたという。他の観光スポットである天守台跡や三の丸跡、直江屋敷跡には休憩できる設備がなかった。
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