リニューアル支援の対象になった道の駅「あらい」=2023年、妙高市猪野山
リニューアル支援の対象になった道の駅「あらい」=2023年、妙高市猪野山

 国土交通省は、道の駅のリニューアルを重点的に支援する事業に新潟県のあらい(妙高市)、南魚沼(南魚沼市)など9道県の10カ所を選んだ。施設整備や改築の経費を支援するほか、専門家の派遣などを通して誘客に向けた戦略づくりをサポートする。

 道の駅は1月末時点で開業予定を含め全国1230カ所。1993年の制度創設から30年以上たち、施設の更新需要が高まっている。道の駅の役割が多様化する中、地域と連携しながら地方創生や観光、防災拠点につながるリニューアルを行う道の駅を重点的に支援する。

 道の駅あらいは2000年にオープン。敷地約6万3千平方メートルに直売所や飲食店、地域PR施設などがあり、年間300万人...

残り491文字(全文:791文字)