
出荷最盛期を迎えている枝豆「弥彦むすめ」の荷造り作業=22日、弥彦村井田
新潟県産枝豆で最も早く収穫される「弥彦むすめ」の出荷が、産地の弥彦村で最盛期を迎えている。初夏の味覚をできるだけ新鮮なうちに消費者へ届けようと、生産者は早朝からの作業に精を出している。
JA新潟かがやきによると弥彦むすめは、さっぱりとした甘みと爽やかな香りが特徴の極わせ品種で、鮮度を保つため、枝、葉、根を付けた状態で出荷する。弥彦村内では前年より2軒多い24軒の生産者が3・4ヘクタールで栽培。5月上旬から6月下旬にかけ、23・5トンを出荷する見通しだ。
弥彦村井田の農家、丸山哲也さん(66)は22日、早朝から畑で収穫を進めた。作業所では1粒しか実の入っていないさやを取り除くなど商品として整え...
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