鈴木力市長(右)に寄付金を手渡す徐直幸さん(中央)、妻の歌織さん=、燕市吉田西太田
鈴木力市長(右)に寄付金を手渡す徐直幸さん(中央)、妻の歌織さん=、燕市吉田西太田

 背脂ラーメンで知られる「杭州飯店」(燕市燕)の社長・徐直幸さん(54)が、燕市社会福祉事業基金へ100万円を寄付した。

 杭州飯店のルーツである「福来亭」を創業した徐さんの祖父母は、屋台を引いてラーメン屋を始め、親戚も知人もいない燕市へ。温かく受け入れられ、1年ほどで店舗を借りることができた。そうしたことから「燕の人たちに感謝しなさい」と語っていたという。

 今年1月、徐さんの父で、杭州飯店前社長の勝二さんが78歳で死去。勝二さんが日ごろから高齢者を大事にしていたこともあり、今回、福祉に役立ててもらおうと寄付を決めた。

 徐さんと妻の歌織さん(53)が4月下旬、市役所を訪れ、鈴木力市長に寄付金を手...

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