
村上市は27日、旧ごみ処理場(檜原)の土壌から基準値を超える鉛と鉛化合物が検出されたと発表した。周辺に飲用の井戸はなく、健康被害は確認されていない。
ごみ処理場の解体工事に伴い、市が昨年度から実施している土壌調査で判明。過去に埋め立てられたごみ焼却の残りかすに起因するものとみられる。
市環境課によると3月25日〜4月8日、土壌溶出量と含有量について26地点から33サンプルをそれぞれ採取して調べた。その結果、溶出量で3サンプルから基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を超える0・013〜0・095ミリグラムが検出された。
旧ごみ処理場では、昨年3、4月の調査でも基準超過の鉛と鉛化合物...
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