
石川美惠子さん(右から2人目)ら「まめでやったけぇ」を編集するメンバー=上越市中ノ俣
上越市中ノ俣地区の住民有志が、地域で発行しているミニ新聞「まめでやったけぇ」の記事をまとめた冊子を刊行した。集落の日々の出来事などを住民らがつづった手作りの新聞で、冊子は3年前に続いて2冊目となる。関係者は「新聞のファンや寄稿者が年々増え、第2集が発行できてうれしい」と話している。
「まめでやったけぇ」は、集落の方言で「お元気でしたか」という意味。2011年3月に発生した東日本大震災で落ち込んだ気持ちを明るくしようと同月に発行を始めた。集落の女性ら5人が編集し、近年は年に3〜5回作成して住民に配っている。
22年に発行した第1集は約10年分の記事をまとめたが、新聞の発行を重ねるたびに原稿を寄...
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