
佐渡航路の確保維持について話し合った協議会=4日、新潟市中央区
佐渡汽船や関係自治体などでつくる「佐渡航路確保維持改善協議会」は4日、新潟市中央区で会合を開き、佐渡航路の2024年の輸送人員は前年比5・8%増の127万3475人だったことが報告された。佐渡汽船は「佐渡島(さど)の金山」世界遺産登録の効果があったとの見方を示したが、感染禍前の水準には回復していないため、今後の集客効果に期待を寄せた。
24年の輸送人員は前年より約6万8千人増えたが、感染禍前の19年の約146万6千人と比べると、20万人ほど少ない。
会議は冒頭以外非公開。終了後、佐渡汽船の尾渡英生社長は世界遺産登録による今後の誘客について「なかなか想定は難しいが、一定の増加はあると期待してい...
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