
池晶子さん(右端)と裂き編みを体験するオーストラリアの手芸愛好家=5月、新潟市西蒲区越前浜
新潟市西蒲区越前浜のギャラリー「銀花(ぎんか)naya(ナヤ)」のオーナーで、布アーティストの池晶子さん(82)=新潟市中央区在住=が、オーストラリアなど海外の手芸愛好家と交流を重ねている。池さんは丸10年の節目を迎え、「一緒に作業をすることで喜びや楽しさを共有できる。結ばれた縁をこれからも大事にしたい」と話す。
池さんは50代半ばから、長年集めている古布を再利用して刺し子作品やバッグなどを作り、国内外で個展を開いてきた。フランスの雑誌で取り上げられるなどして海外で知名度が高まり、2015年にオーストラリアの手芸愛好家の申し出を受けてツアーの受け入れを開始。「銀花-」と中央区東堀通5に構える...
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