エネルギーや人口減など佐渡の未来を巡る課題の解決策を提案した生徒ら=佐渡市梅津
エネルギーや人口減など佐渡の未来を巡る課題の解決策を提案した生徒ら=佐渡市梅津
エネルギーや人口減など佐渡の未来を巡る課題の解決策を提案した生徒ら=佐渡市梅津
エネルギーや人口減など佐渡の未来を巡る課題の解決策を提案した生徒ら=佐渡市梅津

 高校生が島の未来を考える探究学習が、佐渡市梅津の佐渡中等教育学校で開かれた。新潟県外の大学教授が、人口減やエネルギー問題など将来予想される課題について講義を行った後、5年生19人が脱炭素や地域課題を解決する政策を考え、提案した。

 佐渡市や芝浦工業大などでつくる研究プロジェクトチームが5月29日に主催。最初に、芝浦工業大の栗島英明教授が、農林業の担い手不足や火力発電に頼る電力事情などを紹介した。「森林保護と太陽光発電など、解決策が対立することもある。価値観や描く未来の違いを話し合い、互いに理解することが大切」と話した。

 生徒はその後、将来の佐渡が直面する課題について議論。「人工林が荒れる」「電...

残り168文字(全文:468文字)