
高校生が議員役を務め、島の課題について考えた高校生議会=佐渡市千種
新潟県佐渡市の高校生が島の課題について考え、実際の市議会議場で政策提案を行う「高校生議会」が開かれた。島内5校の生徒が議員役を務め、医療や交通、環境に関する政策や意見を市幹部に発表した。
佐渡の高校生に、島の課題や政治に関心をもってもらい、キャリア教育につなげようと、2021年から市が行っている。8月8日に開かれ、佐渡高、羽茂高、佐渡総合高、佐渡中等教育学校と通信制の明誠高の計15人が参加した。
佐渡中等教育学校の生徒は、海岸や道路に落ちているごみについて考え、島内の各学校が、年1回以上の清掃活動を行うことを提案した。祝雅之市民生活部副部長は「若い世代の皆さんがごみ問題への関心を寄せることに...
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