新潟市市街地
新潟市市街地

 日本政策金融公庫新潟支店がまとめた2025年1〜3月期の県内中小企業動向調査(従業員20人以上)によると、企業の景況感を示す業況判断DIは前期(24年10〜12月期)から8・1ポイント低下し、マイナス1・5となった。低下は2期ぶり。コスト高や節約志向の影響などで製造業と非製造業ともに悪化し、24年1〜3月期以来、1年ぶりのマイナス圏となった。

 業況判断のほか、売り上げ、純益率の各DIも悪化し、景況の評価を「持ち直しの動きに足踏みが見られる」に下方修正した。前期の評価は「一部に弱さがあるものの、持ち直しの動きが見られる」だった。

 業況判断DIは、業況が前年同期に比べ「好転」と回答した企業の割合...

残り514文字(全文:814文字)